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【オンライン勉強会開催報告】コスメコンシェルジュ向け注目の美容原料を紹介
丸善製薬㈱は、一般社団法人日本化粧品検定協会(JCLA)を通じて、コスメコンシェルジュ®資格保有者向けに植物由来原料に関するオンライン勉強会を開催しました。
【開催日】
2022年2月4日(金)21都道府県からの参加者約80名
【目的】
植物エキス及び化粧品・食品の配合成分の情報発信を行い、セミナー参加者が、自分の肌状態や健康増進を目的に配合成分から最終製品を選ぶことを啓蒙する。
【内容】
第一部では、「植物エキスとは?」として、抽出・エキスの定義をはじめ、医薬部外品のスキンケア製品やシャンプーなどに汎用される甘草の根由来の有効成分「外原規グリチルリチン酸ジカリウム」、同じく甘草根を異なる方法で抽出した「油溶性甘草エキスP-T(40)」、甘草の葉を抽出した「甘草葉抽出液BG」を挙げ、同じ植物でも抽出方法および抽出する部位により、それぞれ抗炎症、抗チロシナーゼ活性、セラミド産生促進作用と異なる作用が期待されることを紹介しました。
第二部では、「注目の化粧品原料」として、季節変化に負けない肌を育む、“シーズンフリー”な肌へ導く「和ism®<瀬戸内オリーブ葉>」、マスクの中の肌を守る、マスクによる肌あれ対策におすすめの「和ism®<ガイヨウ>」について説明しました。これら2成分に期待される肌への作用だけでなく、原料メーカーがどのような消費者ニーズに着目して、植物エキスを開発しているのかという開発経緯もまじえて紹介しました。季節変化による肌あれ、マスクによる肌の不快感に悩む参加者から、今後は表示名を確認し、化粧品を購入してみたいとの感想をいただきました。
第三部では、「機能性表示食品とは?」として、一般食品と保健機能食品の違い、保健機能食品の分類(特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品)を分かりやすく説明しました。さらに、丸善製薬で取り扱いのある機能性表示食品の機能性関与成分の中から、肌の潤い保持として「パイナップル由来グルコシルセラミド」、歩行能力の維持、脂肪の消費、脂肪の減少の3つの機能性表示が受理されている「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」、末梢の皮膚表面温度の維持、夕方の脚のむくみ対策に「ヒハツ由来ピペリン類」と、それぞれの特徴と機能について紹介しました。冬場の肌の乾燥、また長期にわたるステイホームによる運動不足、むくみなど、身体の内側から作用が期待される機能性関与成分に対し、高い関心が寄せられました。
オンライン勉強会の内容については、JCLA公式ブログからご覧いただけます。
https://ameblo.jp/cosme-ken/entry-12728268826.html?frm_src=thumb_module
丸善製薬は、植物エキスの魅力と可能性の発信ため、今後もB to C活動を続けてまいります。
※ コスメコンシェルジュ®とは、日本化粧品検定協会が認定する「あらゆる肌悩みに対して最適な化粧品を選びだせるプロフェッショナル」に与えられる資格です。
※ 「コスメコンシェルジュ」は、日本化粧品検定協会の登録商標です。
※ 「和ism\ワイズム」は、丸善製薬の登録商標です。