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久井ファームでは、これまでも広島県内の3工場での生産活動で生じる植物残渣の堆肥化を行ってまいりましたが、この度設備の改修を完了し、より高品質な堆肥を周辺環境に配慮した形で生産できる体制を整えました。
堆肥生産に必要な空気の常時供給設備と、発酵中の堆肥から生じる臭気をオゾンで脱臭する装置を新設し、堆肥場全体を囲うことで周辺への臭気の漏れを防ぎます。また発酵過程で生じるドリップは排水処理設備で浄化して、堆肥の水分調整に使用するため、場外への排出がなく、更に不足する水は雨水を貯留して対応します。
増築した建屋の屋根には、堆肥場で使用する電力を賄うソーラーパネルを設置することで、従来から取り組んでいる購入電力の100％再エネ化と併せ、マテリアリティに掲げた「温室効果ガス排出量の削減」の、2030年目標「2013年比46％削減を目指す」の達成に向けて、今後とも全社で温室効果ガスの削減に努めてまいります。