丸善製薬で働きたいと思うようになった理由
「郷里の近くで働きたい」と
化学メーカーから転職
大学卒業後、界面活性剤を製造する化学メーカーに開発職として入社し、滋賀県の事業所に勤務していました。働き始めて4年目を迎えたとき、郷里に近い場所で仕事をしたいと考えるようになり、転職を決意。丸善製薬のことは、学生時代の就職活動で知っていました。大学で物質生命工学を専攻していたので、丸善製薬が扱っている天然物にも興味があり、採用試験を受けたところ、入社が決まりました。
丸善製薬ではどんな仕事をしていますか
ムラのある天然素材を製品に
安定品質をもたらす工程管理
原料が製品になるまでの工程管理が主な仕事です。原料の配合や製造手順、条件などを考慮して、現場に指示する「指図書」を作っています。天然物は時季や産地によって品質が異なるため、同じ作り方でもバラつきが出てきます。安定した製品づくりには、それに応じた指図書が不可欠なのです。現場の人が作業しやすくなるように、試験や試作も行っています。お客様のオーダーに合った製品ができたときの喜びは、何物にも代えがたいうれしさがあります。
所属する部署の雰囲気
ベテラン、中堅、若手社員
相談しやすく雰囲気の良い職場
三次工場の生産管理課は私を含めて9人。4人のベテラン社員の他、私と同じ中途採用で入社した人や、新人もいるので、相談や質問のしやすい雰囲気です。入社直後はベテラン社員の一人が教育係としてマンツーマンで指導してくれました。他の社員とのコミュニケーションのきっかけを作ってもらったり、誰に何を聞いたらいいかを教えてもらったりと、細かなフォローもありました。困難に直面したときにも力を貸してくれます。
入社してから今日までの、印象的なエピソード
形になった商品を見た喜び
今も心に残る初仕事の製品
担当品目を与えられて、初めて取り組んだ仕事です。抽出、分析、配合を重ねて形になった製品が、身近に見かける商品に入っているのを見かけたときのことは忘れられません。エンドユーザーである一般消費者の感想が耳に入ってくるのも刺激になります。入社して2年が経ちましたが、まだまだ製品知識や技術が不足しています。日々の業務の中で学びながら、スキルアップしていきたいです。広い視野を持ち、柔軟な対応で、良い製品を作るのが目標です。
丸善製薬の良いところ
他部署の力を借りやすい関係性
資格やスキルアップへの支援も
たとえば分析が必要なときは品質管理部門の力を借りますし、ユーザーの声を聞こうとすれば営業部門の情報を頼ります。仕事をしていく中で、製造現場はもちろんですが、営業や品質管理部門など他部署の人と関係が良好なのが魅力だと思います。部署が違っても、嫌な顔ひとつせず、こちらの意見にも耳を傾けてくれる。コミュニケーションが取りやすい人たちばかりです。
幅広い知識や技術を習得するための支援体制が整っているので、学びのモチベーションが上がります。定期的に社内研修が実施されるほか、社外研修への費用補助もあります。
岡田さんのある日のスケジュール
- 8:30
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始業
仕事の準備。指図書をもとに、現場で打ち合わせ。
- 9:00
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前日の製造品の分析。
- 10:00
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分析データの取りまとめ。進捗状況の確認。
- 12:00
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昼休憩
- 13:00
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午前中の分析結果をもとに、翌日の指図書を作成。
- 14:30
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配合や原料の試験。工程改善の試験、試作など。
- 16:30
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明日の作業の確認。
- 17:00
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終業(日によっては1時間程度の残業)